もくじ

月に1回、いつもの病院で、いつものように2時間待たされて、診察はたったの3分。ドクターの言うことはいつもと変わらなくて、いつもと同じお薬が、いつもと同じ量、処方される。これがもう何カ月も続いていて、その度に会社を休むのも大変。
面倒だな、治療をやめちゃおうかな・・・。

そんな思いをしたことがありませんか?

治療を中断しているうちに、病状が悪化してしまったら大変です。

こんな状況を解決するために活用されているのが、「遠隔診療システム」。
えっ、それって、離島とか限界集落とかの無医村の話でしょ?と思っていませんか?
実は、私も恥ずかしながらそう思っていたのですが、AIが発達してきた現代では、田舎でも都会でも遠隔診療システムが大活躍しているのです。

今回、この記事では、最近話題の遠隔診療について、一体どういうシステムなのか?そのメリットとデメリットはなにか?診療を受ける市民の立場からお話ししていますので、良かったらご覧ください。

1.遠隔診療システムとは?

① お医者さんがお医者さんを支援する「Doctor to Doctor (D to D)」

医者の説明

そもそも、「遠隔診療」は、皮膚科や小児科、心療内科などの専門医師がいない離島や山間部(いわゆる、医療過疎地域)で、専門医師が他の医師の診療を支援する「Doctor to Doctor (D to D)」の仕組みとしてスタートしました。
人口が数百人程度の小さな島を思い浮かべてみてください。そこに小さな診療所があって、お医者さんが一人います。彼は整形外科医なんですけど、島に一人しかいないお医者さんなので、脳外科も小児科も、産婦人科も、泌尿器科も耳鼻咽喉科も皮膚科も、場合によっては歯科も一人で見なくてはいけません。
※『Dr.コトー診療所』というドラマ(原作は同名の漫画)を思い出してもらえるといいかと思います。架空の島として、沖縄県八重山列島にある島志木那島という島が紹介され、そこに赴任してきたドクターが主人公のドラマです。
ある日急に脳外科の急患が来て、今ここで診察、手術しなくてはいけない。最寄りの大きな病院まで連絡船で連れていくことは間に合わない・・・!!そんなときに、テレビ電話を使って、大きな病院にいる脳外科の専門医と連絡を取り、連携を取りながら診療を進めていく。
それが「Doctor to Doctor (D to D)」の遠隔診療システムです。あらかじめ、提携先の病院を決めておいて、テレビ電話の設備を導入するなど準備をしておいて、いざというときの急患に対応するシステムになります。
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② お医者さんが直接患者さんを診察する「Doctor to Patient(D to P)」

直接診察する
一方、離れ離れのところにいる医師と患者がオンライン(インターネット)でつながり、ビデオ通話を使って診療を行う。お薬は後日、自宅に宅配で届く。カルテはクラウドに保存する。これが新時代の「Doctor to Patient(D to P)」と呼ばれる遠隔医療システムです。カウンセリングが必要なコスメ(エンビロンやゼオスキンヘルス)なども重宝しますね。
スマートフォン(スマホ)やタブレットの利用者の増加と、遠隔診療システムを構築する質の良いアプリの増加によって、導入する病院が続々と増えてきています。AIの発達が医療の在り方を大きく変えつつあると言ってもいいでしょう。
患者の側からすると、忙しくてなかなか通院できない。病院が近くにない。通院していることを知られたくない。そういった事情のある場合でも、スマホやタブレットによるビデオ通話を使って気軽に診療を受けることができる。そして、処方箋やお薬まで宅配便で届けられるようになり、とても便利になりました。病院の側としても患者の来院機会損失を減らし、治療の中断を防ぐことができる。病院にとっても、患者にとってもメリットの大きい新しい医療システムなのです。自由診療で薬などでなおるシミ治療(ハイドロキノンやトレチノイン治療薬)や、ニキビ治療(アクネ菌をおさえる薬など)などは通院の手間も省けて非常に便利だと思います。

③ これからまだまだ進化する

増加
もちろん、便利なものには落とし穴もあります。個人情報がしっかりと守られるのか?スマホだけの診察で、見落としがないか?気軽に診察を受けられることで、ますます医療費が増大するのではないか?
これからは、医師と患者とシステム管理者の3者がお互いに意見を出し合いながら、より良い医療システムに育て上げていくことが求められています。
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2.遠隔診療のメリットは?

色んな方に色んなメリット

遠隔診療で助けられるのは離島や山奥の集落に住む方だけではありません。都会で忙しく仕事をしていて病院に通う時間のない方。家の近くに専門病院がない方。病院はあるけれども、いつ行っても混んでいて嫌だという方。色々な方々に色々なメリットがあります。オンラインで繋がっていることによって、直接の対面診療とはまた違ったメリットがあるのです。

患者の側から見た遠隔診療のメリットを並べてみたら、5つのキーワードが見えてきました。
私が勝手ながら「4S1C」と名づけさせていただいて、紹介したいと思います。
4つのSと、一つのCで「4S1C」です。
「節約」 Saving 、「安心」 Security、「簡単」Simple、「早い」Speedy、「便利」Convenience

オンライン遠隔診療のメリット:4S1C

「節約」 Saving
・病院に行くまでの往復の時間と交通費が節約できる。
・混雑する病院で、薬局で、延々と待たされる時間が節約できる。
「安心」 Security
・安心の対面診療→スマホのビデオ通話機能は格段に進歩しているので、診察室にいるのと同じ気持ちで対面診療が可能。
・院内感染なし→病院に行かずに受診できるので、混雑する病院でインフルエンザや胃腸炎など流行中の感染症にかかる心配なし。
・秘密厳守→通院していることを誰にも知られず、病気であることも隠したまま安心して治療を受けられる。
「簡単」Simple
・簡単操作→まずはアプリをスマホにダウンロード。直感的にできる簡単操作で誰でも使える。
・簡単予約→スケジュールに合わせて、24時間ネット予約が可能、変更も簡単に。
・簡単決済→診察費の支払いはクレジットカードで。持ち合わせがなくても診察を受けることができる。
「早い」Speedy
・仕事の合間に、休みの都合に合わせて。好きな時間にスピーディに診察を受けることができる。
・受診の機会を失う、治療を中断してしまうことがなくなるので、病気やケガの治りが早くなる。
「便利」Convenience
・お薬は宅配便で→処方箋に合わせた医薬品を、宅配業者が自宅まで配送。受取時間指定も可能。
・体重計・血圧計・血糖値測定器・歩数計といったアプリとの連動で、健康情報が医師と共有できる
・処方箋も一元管理できるので、他の病院にかかっているときの薬の情報の共有もできる

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3.遠隔診療は離島と僻地に限定?

僻地

遠隔診療のあり方は厚生労働省が決定

最近よく聞かれるようになった「遠隔診療」ですが、もともとは、ドクターとドクターを結ぶ「D to D」のしくみとしてスタートしました。患者とドクターを直接結ぶ「P to D」として運用されるようになったのは、ごく最近のこと。2017年(平成29年)7月に厚生労働省が出した通知によって規制が緩和され、一気に進んだという経緯があります。

はじめは離島、へき地の患者が対象

遠隔診療を考える前に、まず、医師法第20条を確認しておきましょう。

医師法第20条「医師は、自ら診察しないで治療をし、もしくは診断書もしくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書もしくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。」

医師は自分で診察しないで治療をしてはいけない、というのが基本ルールです。だから、診察をしてないのに、お薬だけ処方する訳にはいかないんです。ただし、「自ら」というのは、直接対面していなくても可能。それが「遠隔診療」なんです。

今からちょうど20年前、平成9年のこと。厚生労働省(当時はまだ厚生省でした)は、遠隔診療に関する通知(健政発第1075号厚生省健康政策局長通知)を出し、日本で初めて「遠隔診療」という言葉が生まれました。お役所の文書は長いので、ここで私なりに要約させていただきますね。ポイントは二つあります。

  1. 診療というのは、医師と患者が直接顔を合わせて行うことが基本であって、遠隔診療はこの対面診療を補完するものとして行うべきである。
  2. 遠隔診療は別表に定めた特定の慢性疾患に対する診療、そして、離島・へき地の患者に対する診療に限定されるべき。その際でも、初診は必ず対面診療を行わなければならない。
  3. ※別表で定めた特定の慢性疾患とは、在宅酸素療法を行っているような難病、糖尿病、喘息、高血圧、アトピー性皮膚炎、脳血管障害、がん、といったような、常に医師の観察・指導が必要な比較的重度の在宅患者のこと。

要するに、平成9年当時は遠隔診療とは「離島に住む重度の糖尿病患者が在宅両方の一環として受けられる限定的な診療」であって、「都市部に住む子育て中の忙しい女性が花粉症のためスマホで診療を受ける」などというようなライトなものではなかったわけです。もちろん、当時はスマホなどという機器がありませんでしたから、しょうがないことでした。
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4.スマホさえあればどこでも遠隔診療が可能に!

スマホで簡単診察
平成9年に遠隔診療が事実上解禁されたといっても、実際に運用する病院は多くありませんでした。運用が離島・僻地に限られているとみなされ、対象となる疾患が重度の慢性疾患に限定されたとみなされていたので本格参入は尻込みされていたんですね。ニーズはあったのですが・・・。
そこで、もっともっと皆さん活用しましょう!という通知が厚生労働省から出たのが、平成27年(2015年)8月10日のことです。
この時の通知のポイントは3つ、簡単にまとめてみますね。

  1. 平成9年に出された遠隔診療通知において、「遠隔診療の対象となるのは離島・僻地の患者」としたのはあくまでも一例に過ぎない。離島・僻地に限定したわけではないので、都市部の患者でも遠隔診療を受けることは可能である。
  2. 平成9年遠隔診療通知の別表で定めた特定の慢性疾患は、あくまでも例示であって、それ以外の病気についても遠隔診療を行うことが可能である。
  3. 患者の要望があれば、初診が必ず対面診療でなければならないわけではない。医師と患者が直接顔を合わせる対面診療と上手に組み合わせて遠隔診療を行うことは可能である。

安倍内閣の規制緩和の一環だったと思うのですが、遠隔診療の門戸を大きく開けたんですね。これによって、色々な診療科のクリニック、医院、そして医療系システム会社が遠隔診療サービスに興味を持ち始めました。ビジネスチャンス到来!ということですね。同時に、AIの発達、スマホやタブレットのユーザーの爆発的増加が進み、実際にビジネスとして遠隔診療を検討するケースが増えてきました。

そして、さらに2年後の平成29年(2017年)7月14日に、「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」について)」という通知が出されます。
①花粉症や禁煙外来、軽度の皮膚疾患などについては、離島や僻地でなくても、対面診療なしで遠隔診療だけで治療を完結させることが可能である。
②遠隔診療を受けるときには、私たち一般人が持つスマホやタブレットを使って、ビデオ通話やEメール、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)も利用可能。

これによって、遠隔診療というよりもいわゆる「オンライン診療」として一気に広まりました。試しに、「遠隔診療 クリニック」として検索してみてください。日本全国各地で、たくさんの病院が遠隔診療(オンライン診療)を行っていて、誰でも気軽に診察を受けられる時代が来たんだということを実感させられます。
どんな遠くにいても、オンラインで繋がっていることで近くのお医者さんよりも身近に感じられるお医者さんとの出会いがあるかもしれません。スマホひとつで、いつでもドクターと繋がっているなんて、ものすごく安心感がありますよね。
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5.遠隔診療がソーシャルホスピタルを作る

遠隔診療というと、「遠く離れた場所にいる大病院の偉いお医者さんが、時間を割いてわざわざ診察して下さる」ように感じてしまいませんか?私は、遠隔診療というよりも「オンライン診療」とか「スマホ診療」とか言った方が、現実にはしっくりくるんじゃないかなと思っています。病院まで足を運ばなくても、スマホさえあれば、専用のアプリをダウンロードすれば診察してくれる。お薬は宅配で届く。いい意味でもっと身近で簡単な診療のことで、そういう病院のことを、「ソーシャルホスピタル」というのだそうです。

では、どんな病気ならスマホ診療が可能なのか?分かりやすくまとめてみました。
※注意:原則的には、初診はクリニックでの対面診療で、容体が安定していると判断した場合、2回目以降の診療をスマホ診療に切り替えるというクリニックが多いようです。まずは問合せしてみましょう。

内科

メタボから始まるような糖尿病、高血圧症、高脂血症といった慢性的な生活習慣病。ストレス外来のように、どこに相談していいのか分からないような健康相談に応じてくれる病院もあります。

皮膚科

じんましんやニキビ、湿疹のような、比較的軽症だけども通院が長引くような皮膚疾患。そして円形脱毛症や男性型脱毛症(AGA)のような、診察を受けていることを隠したい、通院していることを知られたくない場合にスマホ通院が選ばれています。

耳鼻咽喉科

花粉症やアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎といったような慢性の症例にスマホ診療を取り入れる病院が増えてきました。

産婦人科

月経不順や月経痛、低用量ピル処方、避妊カウンセリングといったような女性特有のナイーブなトラブルで、通院していることをあまり知られたくないような場合にオンライン診療が役立っています。

泌尿器科

一般的な泌尿器科の疾患、中でもED(勃起不全)など、男性特有のトラブルで治療していることを周囲に知られたくない場合にオンライン診療を選ぶ方が増えているようです。

呼吸器科

睡眠時無呼吸症候群の治療や禁煙外来に対応したクリニックが増えてきました。初診は対面での直接受診、2回目以降オンライン診療を可能とし、忙しいビジネスマンの方や育児が大変なお母さん、遠方に住んでいる方に喜ばれているようです。

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6.遠隔診療は医療難民を救う!

子育て
遠隔診療は僻地や離島の方、重篤な病気で長年在宅治療をしている方、病院に行く時間もない忙しいビジネスマンだけのものではありません。
実は、遠隔診療(オンライン診療)が一番必要とされているのは、私たちの身近にいる子育て中のママたちなのではないでしょうか。

遠隔診療システムを開発した会社のホームページにこんな一文がありました。
「女性が通院できなくなる理由に、ご主人の転勤で引越ししたからというのがあります。ワンオペ育児中で子供を置いて通院できないというケースも。本当は継続的に通院したくても通えなくなってしまう方がいるのは、とても残念です。」

昔、うちの子ども達がお世話になっていた皮膚科の先生は、女医さんということもあり、とても気さくに色んな相談に乗ってくれました。子どもの皮膚にできたブツブツが何なのか見分けがつかなくて・・・ということを聞いた時には、皮膚科のお医者さん用の教科書を開いて見せてくれました。「これが蕁麻疹のブツブツで、こっちが水イボのブツブツだよ。アトピーはこんなブツブツが多いね。見分けるのは難しいから早めに病院に来てね。」と症例の写真を指しながら分かりやすく教えてくれました。医療の知識など何もなく子育て奮闘中の母としては、とても勉強になってありがたかったです。

息子がアトピー性皮膚炎でお世話になっていた時期には、皮膚科で処方されるステロイド軟膏って色々種類がありますけど、どう違うんですか?と聞いたんです。そしたら、ドクター用のお薬の資料(ステロイド段階表)を見せてくれて。「ステロイドは効き目の強さによって5段階に分かれているんだよ。同じ強度でも、症状によって使い分けなくちゃいけないんだよ。だからお家でも間違えないように気をつけてね。」と的確にお話ししてくれて。このステロイド段階表の話は、今でも知識として非常に役立っています。

その後、主人の転勤で遠方に引っ越しが決まったとき、子どもの転校や友人との別れと同じくらいに悲しかったのが、この先生との別れでした。この先生がいなかったら、明日からは子どもたちの健康をどうやって守ったらいいのか?すごく不安で、最後の診察の日には、診察室で私が泣いてしまったほどです。

もし、その先生の病院がオンライン診療を取り入れることになったら、今すぐにでも診察を申し込むと思います。信頼できる医師との絆は、そうそう手に入るものではありません。

だから、私の回りにも「医療難民」がたくさんいます。

私が今住んでいる地域は人口一人当たりの医師の数が少なく、病院の数が少なく、どこの病院もいつも賑わっていて、受付をしてから1~2時間待たされることが普通なんです。だから、お仕事が忙しい方や子どもの育児で手が離せない方は、自分の体の不調はついつい後回しになって、もうどうしようもなくなるまで我慢しつづける。ママ友会で久しぶりに会うと、どこが痛い、あそこの調子が悪いけれども病院に行けない・・・と言った切実な悩みがあちこちで聞かれます実際に、持病を悪化させてしまって入院しちゃったママもいます。ガンで亡くなった友達もいます。
こんな医療難民のママたちを何とか救ってあげたい。オンライン診療が必要とされているのは、きっと子育て真っ最中のママたちに違いない。

そんな思いもあって、オンライン診療(遠隔診療)のことをもっとみんなに知ってもらいたい。そして、良い方向にもっと進歩して、みんなが使いやすいものになってもらいたいと願っています。

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7.オンライン診療(遠隔診療)を受けるときのお約束

私自身、三人の子どもを育てているので、病院にまつわるエピソードは、苦労話も笑い話も山のように持っています。普通に独身でいる同年代の友人の3倍は病院というところに足を運んでいるでしょう。そして、いつも思うのは、もっと効率的に診察ができたらいいのになあ・・・ということです。

いつものお薬をもらうだけなのに、大変な時間とお金を使って病院まで足を運び、さらに長いこと待たされて。医師に聞かれることは毎回同じで、はい、お大事に。これで嫌な思いをしない人の方が少ないはず。感染症が流行る時期などは病院に行くことさえためらってしまいます。
それで実際に治療を途中で止めてしまうこともありました。
お医者さんにとっては、診療機会の損失ですから、嬉しくないですよね。

これを解決するのが「遠隔診療」(オンライン診療)であって、患者さん、お医者さん、双方に大きなメリットをもたらしてくれます。

ただし、ここでは患者側の「受診モラル」がすごく大事。まずは自分の健康状態を客観的に、冷静に知ることが必要です。医者に聞きたいことは、あらかじめ箇条書きにしておく。前回の診察時と変わった点がないか、それはいつ気が付いたことかも、メモにしておくといいでしょう。

こういった受診モラルは、実は、遠隔診療に限らず、普段の対面診療でも同じことがいえます。
だいたい、どこの病院でも、どこの科でも、初診の際にドクターが聞くことは同じですよね。

  • 何が気になるのか?→WHAT
  • 異常のある場所はどこか?→WHERE
  • どのように異常を感じるのか?→HOW
  • 異常に気が付いたのはいつか?→WHEN
  • 原因として思い当ることはないか?→WHY

つまり、仕事の進捗状況を上司に報告するときと一緒で、「5W1H」なんですね。
※WHO(誰が)は、当然、患者自身のこと。

もちろん、このほかに、他に気になる症状はないか?今現在飲んでいる薬は何か?というようなことも聞かれます。

ですから、いつもこの「5W1H」リストを用意しておくと診察がスムーズだし、誤診もなく、症状にぴったりのお薬を処方してもらえて、結果的に早く完治するということになるんですね。

オンライン診療の場合は、初診ではなく、再診であることが多いので、リストは少し異なります。
もっと簡単で、短くて、大きく分けると、三項目しかありません。

  • 前回の診察時と比較して、変わったところはないか?
  • もし変わったとしたら、それはどんなことか?
  • その変化にはいつ気付いたか?

あらかじめ、この三つのポイントさえ押さえておけば、診察はスムーズですし、より確実に間違いなく治療が進むことになります。

 忙しくて病院までなかなか行けない方。近くにいい病院がなくて、困っている方。お薬だけもらうのに何時間も待ちたくないと思っている方には、オンライン診療はとても力強い味方になります。
 かかりつけ医は近所のお医者さん・・・ではなくて、スマホを通じて、自分が本当に信頼できる、かかりつけ医を持つ時代が近づいてきていると実感しています。

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